閑散とした毎日に花束を

日々の出来事を徒然草

家はあると言ったではないか。一雫ライオン「二人の嘘」感想。

「二人の嘘」読了。 読んでいて自分の呼吸が浅くなったのを感じたのでメモ代わりに記しておきます。 (以下、ネタバレを含みます。) 「どちらにせよ、俺が殺していました。」 すべてを終えた蛭間は育った施設の園長先生にそう告げた。 タイトル「二人の嘘」…

我が懸想の痛みを忍びて泣きぬ

師走の夜、あなたもどこかでこの曇天の空を見上げているでしょうか。 こちらの夜は、そちらよりも其れは其れは寒さが凛々と身に染み入ります。 今日はわたしからあなたへ最初で最後の恋の文。 あなたがこの文を知る由なんてきっとないけど。 初めてあなたの…